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●タイツの工学
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●このページはタイツの工学を解説しております。
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●タイツの工学
●このコーナーでは、タイツを技術面から考えていきます。
専門家ではないので、もし誤った記述がありましたらご指摘お願いします^^;
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●その1:タイツの形状。
●他のページでもたびたび触れましたが、一言でタイツといっても、さまざまな形のものが存在します。
ここでは、図示しながら、それぞれの構造を解説していきます。
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●その構造
●一般に、タイツというと、このような形状(図1)のものをさしますが、よく見ると、細部が異なることが分かります。
脚部の形状はどのタイツも変わらないのですが、脚部と、腰部の構造に違いが現れます。
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図1
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●脚部
●(1)まず脚部ですが、もっとも古くからあるタイプは、図2のように、ソックスと同じ形状のものです。タイツがソックス、長靴下から発展してきたものである証拠でもあります。 ちなみに、私が子供の頃にはいた、このタイプは、足のウラの部分のナイロン糸はほとんど伸縮せず、サイズ表示が足のサイズになっているタイツもありました。
現在見られるタイツはほとんど、チュブラー型のつま先形成(筒状の生地の先端を縫製し、袋状にしたもの)で、足のサイズの設定はされていないようです。
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図2
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●腰部(その1)
●(2)次に腰部。最初はボーイタイツやメンズタイツにみられるような前部の切れ込みはつくられず、比較的単純な構造でした。ただし、脚部と腰部は一つながりの同じ生地でしたから、股間にマチをいれて、腰部に幅をもたせる必要がありました。これは、後に登場するパンティストッキングが、脚部と腰部を違うウェイトの生地で作り、あとで縫製してあるのとは異なる点です。
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●腰部(その2)
●図示しますと、図3での『1』と、図3での『2』のタイプのマチが代表的です。
さて、私が子供の頃に登場して、その後、メンズのタイツに継承された、前あきタイプですが、最初に作られたのは、図3での『1』のタイプのマチの応用型でした。
マチの前半分の生地を二重にして、表側の生地の右縁と、内側の生地の左縁を縫製せずに、内部に交通できるようになっていました。
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図3
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●腰部(その3)
●マチの前半分の生地を二重にして、表側の生地の右縁と、内側の生地の左縁を縫製せずに、内部に交通できるようになっていました。図示すると、下記(図4)のような形状です。
なお、このスリットの方向は右利き用にできていますが、左利き用が有ったかどうかはわかりません。
以下、作成中
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図4
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●Illustration 製作 くまさん
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