●『草原のタイツ少年(vol.7)』

『草原のタイツ少年(vol.7)』
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●2007.05.04イラスト1点公開

『草原のタイツ少年(vol.7)』

●このイラストはBambino 開設6周年記念イラストとして作成しました。
なお、下記のキャプションは『草原のタイツ少年(vol.5-1)』と同じキャプションです。

●今でこそは、多くのタイツ少年イラストを描き続けているくまさんですが
ネット活動当初は『男の子』が登場する内容のタイツ絵はほとんどありませんでした。

ネット活動以前の事、『タイツ絵』に関してですがこれまで描いていた内容となりますと、現在、Bambinaでも見られる女子高生が登場する内容ばかりでした。
サイトを立ち上げる際、この内容で進めて行こうと思った矢先にちょうど巡り会ったのが、『男の子のタイツ』を応援する方々でした。

●最初に作成した『草原のタイツ少年(vol.1)』のイラストは僕が手掛けた『タイツ少年イラスト』としては6枚目だったと思います。
最初にタイツを穿かせた男の子の絵は、『くまちゃん』の原形に当る内容でして、その最初の1枚に関しては下書きの時から、タイツを穿いている事を想定していた為、なぜかドキドキしておりました。
それ以降、完成する度に同好の方に進呈等しておりましたが、『草原のタイツ少年(vol.1)』が完成した時、サイトが完成した時に一番最初に見せた方が面白いかな?と、当時のレベルにおいて感無量な気持ちでした。




『タイツ』に関する記憶や自分自身の体験をイラストに描くのは、ちょっと躊躇したのですが、この内容で展開される方がいらっしゃらない事から『自分が楽しめる内容』とは何か、即座に決断できました。

Bambinoを立ち上げの際、テーマに沿った内容の『タイツ少年イラスト』を描かなければなりません。最初に描いたのが『草原のタイツ少年(vol.1)』(2005.04.29)でした。

自分の体験からすると、半ズボンタイツの最終は小学校入学式までの事でした。
補足するならばその頃は、今とは違って『男の子』でもタイツを穿く事が普通でありました。
子供の防寒用でもあり、お洒落なファッションでもあり、フォーマルウェアとして着用するケースが多く、そんな僕も冬の頃はタイツを穿かせてもらってました。

『タイツ』に関してはそのような心境と思い出があったので、小学生ぐらいの男の子に制服のようなお洋服に、僕の好きな色のタイツを穿かせた子供を登場させてみたらどうだろう、と言う事で一気に絵が完成しました。
これで一つのテーマが明確に出来た、と言う訳で、これ以降イラストの内容や方向性を進める確信が出来たのです。

この男の子達はどこの小学校に通っているのか、はっきりとしていません。
この子達の住んでいる背景や生活など、あまり明確にしない方が閲覧される方々に制約がありませんので、イラストを見られた方のおのおのの御想像にお任せしようと思います。



●男の子に『セーラー服』を着させる習慣は、日本では『大正期』頃から古の写真で確認しております。
当時は『子供服』として流行っていたらしいようで、やがていつしか『女学生』の制服、と認識される事が殆どとなりました。
近年では幼稚園での制服として、見かけるようになりました。
見方によっては『ユニセックス的』でもあり、また大きな襟が印象深く、可愛らしさをどことなく演出できると思うのです。
僕にとっては言わば、『萌え』に当るのかも知れません。




(2007.05.04)



●(巻末資料)これまでの『草原のタイツ少年』イラスト
『草原のタイツ少年(vol.1)』(2001.04.27)
『草原のタイツ少年(vol.2)』(2002.04.27)
『草原のタイツ少年(vol.3)』(2003.04.26)
『草原のタイツ少年(vol.4)』(2004.05.01)
『草原のタイツ少年(vol.5-1)』(2005.04.29)
『草原のタイツ少年(vol.5-2)』(2005.04.29)
『草原のタイツ少年(vol.6)』(2006.04.28)




●背景の電車車両について。
私事ながら、電車車両に興味が大いにありまして、今回も特別に加えました。4周年での『草原のタイツ少年(vol.5-1)』では名鉄モ870形を背景に描いてから、また再び電車を背景に添えてみました。(^^;

*電車車両の解説
阪堺電気軌道701形電車

阪堺電気軌道とは見た目の通り大阪の『阪』・南にある中世日本の商工業を支えた都市堺市の『堺』を結ぶ鉄道路線として都市名を繋げたのが『阪堺』である。詳しい事はご自分でお調べいただければ幸い。

701形電車は1987年から1995年までに11両が東急車輛製造で製造された。
明治期に南海電鉄に合併吸収されたこの路線は昭和55年に南海電鉄から軌道事業を分離する事により南海から独立する事になり、明治期に使用された阪堺電気軌道の名前を再び使用する事になった。南海から独立した後に阪堺電気軌道が初めて新造された車両が701形電車であり、足回りを含めた完全新製車では一番新しい車両である。



*阪堺線・路線距離:14.1km
路線は大阪府大阪市浪速区の恵美須町駅から大阪府堺市西区の浜寺駅前駅までを結ぶ。うち大阪市内の東玉出-住吉鳥居前間と堺市内の大道筋の中央を通る綾ノ町-御陵前間は併用軌道となっている。
阪堺電気軌道は利用者の減少などの要因で、2003年に堺市内区間についての廃止を含めた協議を堺市に申し入れたところ、それに対し堺市では路線存続に向けた動きを見せており、同路線の存続と、2010年度を目途にLRTとの相互乗り入れ実現を目指す方向で話が進んでいる。


*上町線・路線距離:4.6km
大阪府大阪市阿倍野区の天王寺駅前駅から同市住吉区の住吉公園駅までを結ぶ。 天王寺駅前-住吉公園間の系統、天王寺駅前-我孫子道間の系統が交互にそれぞれ天王寺駅前住吉間での両系統あわせて6分間隔で運行されている。我孫子道発の系統は住吉駅から阪堺線に乗り入れる。沿線は住宅地と学園が多数揃っている同社のドル箱路線。

軌間:1435mm 複線区間:全線 電化区間:全線電化(直流600V)

*ここでは実際にはありもしないのだが語呂合わせで『819』号を登場させてみた。さすがにこれで『バンビーノ』とは読めないね。(^^;


*電車路線の解説
阪堺線: 恵美須町 - 浜寺駅前 14.1km 上町線: 天王寺駅前 - 住吉公園 4.6km



*モ700形 車両スペック
車両数:11(701〜711) 製造年:1987-1995 製造所:東急車輛  
駆動方式:中空軸平行カルダン駆動
備考:ワンマン




*今回の作品の御感想をお待ちしております。

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